土木設計DXアドバイザー 水道インフラの維持に貢献/土日祝休み/年休124日/賞与最大4.6ヶ月分

その他/業種未経験OK/学歴不問/完全週休2日/転勤なし/残業月20h以内

神戸市から、全国の水道インフラに改革を。

人々の生活に欠かせない「水」を取り巻く環境は、現在大きな転換期を迎えています。高度経済成長期に整備された水道設備。全国で更新時期を迎えており、担い手不足が深刻化する中、その更新は日本全体の課題です。

もちろん、約150万人の市民が暮らす神戸市も例外ではありません。未来にわたり水を安定供給するために。新たな仕組みを構築するDXが、求められているのです。

そこで、DXの知見を持つあなたを、土木設計DXアドバイザーとしてお迎えします。ミッションは、業務プロセス全体のDX推進で、更新工事を円滑に進めること。現状分析から新技術の導入、新たな業務プロセスの構築・定着まで一貫して携わっていただきます。

神戸市での成功事例は、全国の水道インフラにも改革をもたらす可能性があります。その影響力は計り知れず、キャリアに箔をつけるでしょう。

今回は組織初の専任ポジション。既存業務との兼務はないので、この改革に専念できます。あなたの知見が神戸の、そして日本の水道インフラを未来へと繋ぎます。

----- 募集要項 -----

【職種名】

土木設計DXアドバイザー 水道インフラの維持に貢献/土日祝休み/年休124日/賞与最大4.6ヶ月分

【仕事内容】

<神戸市から、日本の水道インフラに改革を>

神戸市水道局にて業務プロセス全体のDX推進をご担当いただきます。老朽化が進む水道管の更新・耐震化は重要な課題であり、その更新工事を進めるには業務効率化が欠かせません。まずは設計積算業務の改革を主導してください。

——主な業務の流れ——

• 現状分析・課題の可視化

まずは配水課の業務に入り込み、既存の設計積算プロセスを分析。業務が滞る原因を特定し、解決すべき課題を明確に定義します。

• 最新技術の情報収集・導入戦略の策定

AIやクラウドサービスといった最新技術の情報を収集し、最適なソリューションを選定。ベンダーとの折衝を経て、具体的な導入計画を策定します。

• 新業務モデルの構築・組織への定着

システムの導入と並行して、実際の業務フローを設計。職員向けの研修や技術指導も企画・実施し、新しいやり方を組織に定着させていきます。

• 関係各所との連携強化

工事を行う各水道管理事務所、設計業務を委託しているコンサルタントとの調整役を担当。設計〜工事までの情報連携を円滑にする仕組みを構築し、将来的にはサプライチェーン全体の最適化を目指します。

<職員が専門業務に専念できる環境を創る>

現在、更新工事を発注する際に、設計ソフトのデータを積算システムへ入力し直す作業が発生しています。そこで、これらを自動で連携させる仕組みの構築をお任せ。職員が安全な工法の検討、将来コストを見据えた管路設計等、市民の安全・安心に直結する専門業務に専念できるようになります。

<土木の知識は入職後に習得できるから安心>

今回はDXの知見を最も重視しており、土木設計や水道事業に関する知識は必須ではありません。入職後に水道局の新入職員向け研修等をとおして基礎から学べるのでご安心ください。

【応募資格】

学歴不問/業種未経験歓迎

• DX/ITに関する知見、DX推進の実務経験をお持ちの方(業界・年数は不問)

……以下の経験をお持ちの方は歓迎します……

・土木設計・積算の経験をお持ちの方

・IT会社にて関連システムの開発経験をお持ちの方

・土木コンサルタントとしての実務経験をお持ちの方

【募集背景】

• 神戸市水道局のDX専任ポジション初募集。

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日本を代表する国際都市として、約150万人の市民が暮らす神戸市。その生活に不可欠な水道インフラを未来にわたって守り続けるため、神戸市水道局では水道管の更新工事を進めています。

その更新工事をより円滑に進める上で、業務プロセスの効率化が欠かせません。そこで今回はDXの知見をお持ちの方を【土木設計DXアドバイザー】としてお迎えすることになりました。

神戸市水道局初の専任ポジションとして、新たな仕組みづくりを主導していただきます。これまで培ってきた知見を、約150万人が暮らす、ここ神戸市で生かしませんか。

【雇用形態】

その他

• 一般任期付職員

※地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律第三条第二項に基づく任用です。

※任期は【令和8年4月1日から令和11年3月31日】となります。

※6ヶ月の試用期間があります。その間の雇用形態・給与・待遇に変更はありません。

【勤務地】

• 神戸市水道局総合庁舎/兵庫県神戸市中央区橘通3-4-2
• 転勤はありません。
• リモートワークは相談可能です。

【交通】

市営地下鉄「大倉山駅」より徒歩5分

神戸高速鉄道「高速神戸駅」より徒歩5分

JR神戸線「神戸駅」より徒歩10分

【勤務時間】8:45〜17:30(実働7時間45分)

• 残業は月20時間以内です。

【給与】

月給35万3400円以上+各種手当+賞与年2回(2024年度実績:4.6ヶ月分)

※初任給は最終学歴・経歴(職務内容・期間)に応じて、一定の基準により決定します。

※時間外手当は全額支給します。

<年収例>約670万円/大卒、勤続13年

【休日休暇】

<年間休日124日>

• 完全週休2日制(土・日)
• 祝日
• 年次有給休暇

└2024年度の平均取得日数は19.1日です。

• 年末年始休暇(12月29日〜1月3日)
• 夏季休暇(5日)
• 産前産後休暇
• 育児休暇

└2024年度の取得率は男女ともに100%です。

• 介護休暇
• 慶弔休暇
• 5日以上の連続休暇も取得可能です。

【福利厚生・待遇】

• 昇給 年1回(7月)
• 賞与 年2回(6月・12月/昨年度実績:4.6ヶ月分)
• 交通費支給(月15万円まで)
• 地方職員共済組合
• 地方公務員災害補償基金
• 時間外勤務手当(全額)
• 扶養手当(子ども1人につき:月1万4500円)
• 住居手当(月1万9000円)※居住地に応じて異なります。
• 退職金制度
• リモートワーク相談可

【入職後の教育体制】

• 土木設計・水道事業を学ぶ研修あり。

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入職後は上長の課長をはじめ、DX推進に携わる職員が業務の引き継ぎ、サポートを行います。まずは現状の業務フローや課題、検討状況等を共有。組織や業務への理解を深めていきます。

一方で、土木設計・水道事業に関する専門知識は、入職後に身につけられるのでご安心ください。当局が長年培ってきた新入職員向けの研修プログラムを活用し、必要な知識を基礎から学べる機会を用意しています。

あなたの専門外の領域は丁寧にフォローしますので、DXの専門家として存分に腕をふるってください。

【一緒に働くメンバー】

• 各々の知見を生かして高め合う風土。

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配属先は、神戸市水道局の配水課。現在は男性22名、女性3名の計25名の職員が在籍しています。年齢層は20代〜50代まで幅広く、特に30代〜50代のミドル層が中心となって活躍中です。

普段は黙々と自分の業務に集中する、落ち着いた雰囲気です。一方で、誰かが「少しいいですか?」と相談すれば、自然と周囲のメンバーが集まって解決策を議論しています。それぞれの知見を生かしながら、1つのチームとして課題解決にあたる。そんな風通しの良さがあります。

----- 取材担当者のコメント -----

【取材から受けた会社の印象】

港町として発展し、東西に長く市街地が形成されている神戸市。起伏に富んだ坂の多い地形であることも特徴です。そのため、市内全域に水を供給するために必要な配水管網は、総延長約4900kmと、日本トップクラスの規模を誇ります。

こうした大規模なインフラを管理するからこそ、同局はDX推進に極めて積極的です。その象徴が「AI審査アプリ」の導入です。

これは、給水装置工事の図面確認をAIが自動で行うシステム。年間約6000件に及ぶ審査業務を大幅に効率化したそうです。この先進的な取り組みは、日本水道協会が主催する「水道イノベーション大賞」を受賞する等、全国に先駆けてDXで成果を上げています。

こうしたDX推進への挑戦は、神戸市だけに留まりません。「AI審査アプリ」のような成功事例は、同様の課題を抱える全国の水道局のモデルケースとなり得ます。日本の水道インフラ全体に貢献できる、そんな大きな可能性を感じました。

【この仕事のやりがい&厳しさ】

【やりがい】 神戸市民・約150万人の暮らしを未来へ繋ぐ。

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今回取り組むDXは、単なる業務効率化ではありません。それは人口減少、インフラの老朽化といった変化の中で、現在の高品質な水道サービスを維持し、次世代へと引き継ぐための一手です。

土木設計DXアドバイザーの仕事は、神戸市水道局という組織の持続性を高め、神戸市民・約150万人の生活を守ることに直結します。目先の利益ではなく、10年後、20年後の神戸の街を支えている。そう実感できることは、この仕事ならではの醍醐味でしょう。

• 神戸市水道局の事例が、全国の水道局のモデルに。

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今回は神戸市水道局初のDX専任ポジションの募集です。現状の業務プロセスの分析から最適な新技術の選定、導入、そして新たな業務モデルの構築・定着まで一貫して主導します。土木設計DXアドバイザーの活躍により、職員がより設計・計画業務に専念できるようになり、水道インフラの更新工事が進むでしょう。

さらに、神戸市での成功事例は、同様の課題を抱える全国約1300の水道事業体にとって、貴重なモデルケースとなり得ます。社会全体に影響を与える仕事を手がけた経験は、DXの専門家としてキャリアに箔をつけるに違いありません。

【厳しさ】 DXの知見だけでは組織は動かない。

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神戸市水道局には、長年にわたって培われてきた業務プロセスがあります。しかし、10年、20年先を見据えて、将来にわたって水道サービスを提供し続けるためには、新たな仕組みの導入が欠かせません。

現状の業務に支障がないからこそ、職員一人ひとりに対して「なぜ今、新たな仕組みの導入が必要なのか」を丁寧に説明し、理解と協力を得る必要があります。DXの知見をただ押し通すのではなく、職員の意見を尊重しながら、合意形成を図っていく姿勢が欠かせません。

技術的な課題解決以上に、こうした組織内での地道な調整には、多くの時間を要することを覚悟すべきでしょう。

【この仕事の向き&不向き】

【向いてる人】 主体的に学んで物事を進められる方

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これまで培ったDXの知見を生かし、水道事業という新たな専門領域の課題解決に挑みます。自ら課題を発見し、土木設計等の専門知識を学びつつ、解決策を模索していく。常にそんな探求心が求められます。「主体的に学んで物事を進められる方」は向いているでしょう。

【向いてない人】 自分のやり方に固執してしまう方

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組織全体の変革には、相応の時間と地道な調整が欠かせません。相手の立場を理解せずに、一方的に正論を振りかざしてしまうと、他の職員からの協力は得られません。「自分のやり方に固執してしまう方」は向いていないでしょう。